こんにちは、店長のハニカミです。
今年も残すところ、3週間余りとなり、クリスマスの準備、忘年会、大掃除、年賀状など
師走という名にふさわしい季節になりました。
さて、青森県では、短命県全国1位という厚生労働省の調査結果を踏まえ、官、民ともに短命県全国1位という
汚名返上を目指しています。
日本人の平均寿命は、年々伸びていて、世界1の長寿大国になりました。
日本人の長寿の秘訣は、やはり、日本食に一つの大きな要因があると思われます。
しかし、1990年代から食の欧米化が進み、現在では、世界中の料理、食材が容易に手に入れることが出来る時代になりました。
少子化の影響や共働きの家庭が増え、家族そろって食卓を囲んでの食事風景も減っているのではないでしょうか?
お米の消費量も年々減少していて、食生活もここ30年でかなり変化したように感じます。
そんな中でも平均寿命が伸びているのは、医療技術の向上が最も大きな要因ではあると思いますが、日本の国民皆保険制度の
おかげで低負担で医療機関を受診することができる事、地方自治体による定期健診なども寄与してます。
我が青森県では、その他に40代50代の自殺者数も多かった事も平均寿命を下げる要因の1つでしたが、2014年度は
県や自治体の取り組みによりかなり減少しています。
では、他の要因は何かというと、
1、塩分摂取量が多い
2、健康診断受診率が低い
上記2つが2大要因と思われます。(私個人の意見ですが)
最近では、減塩醤油や、塩分控え目を謳った物も増えてきていますが、県民性なのか、味が濃いのが好きだという人は
私の周りにもたくさんいます。
病院に行かないのは、人それぞれ理由があると思いますので、よくわかりませんが
早期発見早期治療という観点からすると良くないことは一目瞭然ですね。
そんな中、先日、某有名芸能人が亡くなったという悲報がマスコミから流れ、ネット上では、「大のラーメン好きが原因」
とまで書かれてました。
青森県民はラーメン好きの県民性でも知られている(?)通り、朝からラーメンを食べたりしています。
これも塩分の取りすぎにつながっているようです。
しかし、食べて美味しいと感じる事の中に「いい塩梅」という言葉があるように、
塩加減が大事ということは皆さんもお分かりかと思います。
ラーメンを提供している立場上、スープを残すのは、一生懸命作っていただいてる店主に申し訳ないとう思いから
つい、完汁してしまう私ですが、最近は、少し残すように意識しています。
美味しいものが少しでも長く食べられるように、他のことで節制してみるようにしてますよ。
当店では、出汁を工夫して塩分を減らせるように新たなスープの開発にチャレンジしていきたいと思います。
2015-12-06 09:16:22
店長日記
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